最近は無線lanが広く使われるようになったとはいえ、lanケーブルを使用してネットを見たほうが安定性が高いので、lanケーブルを使用している人もまだまだ多いのが現状です。lanケーブルの規格の一つにハンスがあり、ハンスとは強めるenhanceという意味がある英単語に由来し、このハンスがついている製品はeがない製品と比べると多少強化されたタイプのものということです。例えばカテゴリ規格の「5e」のeがハンスであるenhanceの略称です。強化されているのは通信速度や帯域だけではなくノイズ対策も強化されています。

lanケーブルは長くなればなるほど外部からのノイズの影響が顕著になり、最悪の場合はノイズがひどくて使用できません。しかし、ハンス表示があるケーブルであればノイズによる問題がないのです。家庭用でケーブルを使用する場合はそれほど長いものは必要ありませんが、業務用となると長さが長いものも必要になってきて、今は約100mもあるケーブルも出てきています。もしネットの使用が動画を見るためであり、動画をスムーズに見たいのであればlanケーブルはカテゴリ6以上のもので6eであれば更によいでしょう。

確かにカテゴリ6カテゴリ5のものと比べると値段は高くなってしまいますが、動画やオンラインゲームには十分対応できるので、それらを見る時にストレスなく楽しめます。特にネットでオンラインゲーム等をしないのであれば、一般家庭ではカテゴリ5eで十分です。