配線ダクトで自由自在に動かせるもの

数多くの家電製品がひとつの部屋にあると、その数だけ電気コードもあることになります。使用頻度が高いものだとずっとコンセントに繋ぎっぱなしになり、床一面のコードが散乱するものです。そのまま放置をしていると足を引っ掛ける恐れがあるので、速やかに片付けるのが望ましいでしょう。多くの電気コードを一箇所にまとめられる設備としては、配線ダクトが理に適ったものです。

一般的なものは壁や床に固定をして活用をしますが、それ以外にも自由自在に動かせる配線ダクトがあります。ここではその自在に駆動をさせられる配線ダクトについて見ていきましょう。一般的な商品名としては、「フレキシブルダクト」と呼ばれています。壁に固定をしつつ専用レーンを備えることで、上下・左右の方角に駆動ができるのが特徴です。

この自在に動かせるダクトが活躍する現場というのは、病院・博物館・工場といったところになります。これらの施設では医療器具や電気工具などのケーブルを配線ダクト内に収納しており、駆動範囲を広くしないと効率よく作業ができません。一般家庭にも自在に動くダクトを導入することは可能です。ただし、内部に電源を備えているため、必ず電気工事士の資格を有した方が設置工事をする必要があります。

電気工事専門会社にお仕事を依頼することになり、その施工費用は約10万円~15万円が相場となります。キッチンやリビングなどに設けると、家電製品の使用範囲が広くなるでしょう。

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