ケーブルは塩化カルシウムに注意が必要です

私たちの生活にとって欠かすことができないケーブルは、実に様々な用途で用いられています。例えば、室内ではパソコンなどの電子機器に使用されたり、調理器具など多くの機器・設備に使用されています。一般的にこのケーブルは、室内で使用される分には非常に頑丈にできていて、経年劣化などはしづらく、また物理的な力にも比較的強いですので、数年間は交換や修理などは必要ないことが一般的です。しかし、外で使用される分には、注意が必要です。

例えば、防犯カメラなど外でケーブルを使用する場合などです。外で使用する場合、さらに雪の降る地方では、ケーブルが劣化を起こしてしまうことが多々あるのです。何故雪の降る地方が注意が必要なのか、その理由をこれからご説明いたします。雪国では、冬場に非常に多くの雪が積もるケースが多く、その雪を放置すると歩行が困難になったり、車が事故を起こしやすくなったりします。

実際に雪国ではお年寄りが路面の凍結により転んで、骨折をしてしまったという事例は多くあるのです。そのため、雪国には雪が積もったときには融雪剤を使い路面に積もった雪や氷を溶かすことを行います。この融雪剤は、塩化カルシウムという成分でできています。この塩化カルシウムが曲者で、この塩化カルシウムという成分がケーブルの成分に作用してしまい、劣化させていまうのです。

そのため、雪国では塩化カルシウムの成分に強い成分で作られたものが使用されているのです。

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