結束バンドはメイドインジャパンのアイテムのなかで、非常に効率のいいアイテムと言えるでしょう。1960年代の高度成長期時代に日本で誕生し、一躍世界にその特殊な構造と技術で物作りの日本という姿を世界に知らせることができました。国際特許を取得したトラッキングという凹凸のおかげで、一度締め付けたら決して緩むことがないという特徴も持ち合わせています。結束バンドはもともとは配線を固定するために使用をされており、簡易的な固定部品という位置づけでした。

産業用のものであったものですが、先述したように一度締め付けると緩むことがない特徴に着目されたことで、現在では一般家庭にも普及をするに至ります。文房具という位置づけで結束バンドを語ることもでき、ここでどのようなものが文房具で販売されているのか見ていきましょう。おもに何度も繰り返し使用できるものが多く、基本的な構造が異なっているものが多いです。文房具をしっかりとまとめることができ、繰り返し使用できるものだとマジックテープ方式のものが購入できます。

マジックテープのことは、両面テープとも言われてます。ホームセンターなどで手に入り、ペンや書籍を束ねて利用する結束バンドです。約1メートル程度の長さになるので、一見すると結束バンドには見えないこともあるでしょう。しかし、束ねるという目的を持つものなので、同じ分類ができます。

文房具だけでなく、アイデア次第で色んな使い方ができます。