最近はスマートフォンやタブレット端末などのモバイル機器でインターネットに接続する人が増えていることから、多くの家庭では無線Wi-Fiが使用されています。それでもテレビやデスクトップPCをインターネットに接続する場合は、従来のケーブル接続が用いられます。無線Wi-Fiに対応していないPCやテレビをインターネットに接続する場合は、lanケーブルを使用してルーターやスイッチングハブと端末を結ぶ必要があります。家電量販店などで販売されているストレートタイプのケーブルであれば問題なくインターネットに接続できますが、高速回線を利用する場合はケーブルごとに定められている速度の規格に注意が必要です。

lanケーブルには通信速度の最大値が決められており、カテゴリー（CAT）と呼ばれる規格が存在します。lanケーブルの見た目が同じでもカテゴリーが異なるので、お店でケーブル購入する時はパッケージに記されている内容を注意する必要があります。lanケーブルの通信速度の規格であるカテゴリーの判別方法ですが、CATに続く数字に着目します。CATに続く数字が大きいほど通信速度の最大値が高いことを意味しており、例えばCAT5であれば100Mbpsですが、CAT7だと10Gbpsまで対応しています。

新たにlanケーブルを購入する場合は製品のパッケージに記されているカテゴリーに注意して、利用している元の光回線の通信速度と同じかそれ以上の速度に対応した物を選ぶようにしましょう。