ソーラーパネルに使われる結束バンド

ソーラーパネルを設置した時にその配線を束ねるために使われるのが結束バンドですが、結束バンドと言っても様々な種類があるため、設置する条件にあったものを選ぶことが大事です。ソーラーパネルの場合には屋外に設置するものですから、配線も風雨に晒されることになります。そのような状況に耐えうるものであることが大事で、少なくとも耐候性に優れたものを選ばなければなりません。一方で、耐候性と言っても設置する地域によって条件も変わってくるものです。

沿岸部や冬に道路が凍結するような場所であれば塩害にさらされる可能性があり、それらに強いものを選ぶことが必要になります。ソーラーパネルは、一度設置すると何十年と稼働するものでその間にメンテナンスも行われますが、結束バンドをひとつひとつを点検するということはあまり現実的ではありません。このため簡単にその機能を失うようなものを使うべきではなく、少なくともソーラーパネルの寿命に対応するぐらいのものを選ぶことが大事です。このような場合には結束バンドそのものの性能も必要ですが、使用する場所も考慮して利用するのがベターな方法です。

少なくとも地上から離して設置することが必要で、ソーラーパネルの裏側に設置すれば風にさらされるリスクを少なくすることができます。また結束バンドは配線を守ることが目的ですが、ケーブルそのものを束ねるよりは配線ダクトなどを用いてケーブルを保護するというのも長持ちさせるポイントになります。

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