lanケーブルのCAT(カテゴリー)とは

お手持ちのLAN製品に合わせて、専用のlanケーブルを用意したいけれど種類が多くてどれを選べばいいのかわからないという方は少なくありません。lanケーブルにはそれぞれ対応している規格によりCAT(カテゴリー)が分けられている特徴があります。現在存在するカテゴリーには、CAT5からCAT8まであり、数字が低いものほど古く機能性が低くなってしまう傾向にあるため、どの数字に対応しているのかわからずどれを選べば良いのか悩むならば、数字の大きなケーブルを選ぶと安心です。カテゴリーの数字が大きくなると、それ以下のカテゴリーが対応している規格に対応してくれるので、迷ったら数字の大きなlanケーブルを選ぶことを覚えておきましょう。

実際に現在1番機能性が高く新しい規格となるCAT8は、通信速度が40Gbpsに対応しており、伝送帯域は2000MHzで耐ノイズ性能があり、次世代40ギガビットイーサネット「40GBBASE-T」に対応したカテゴリー8対応のlanケーブルとなります。反対に1番古い規格であるCAT5の場合通信速度は100Mbpsで伝送帯域は100MHz、対ノイズ性能には対応していないなど最新規格と比較するとかなり性能が落ちてしまうことがわかります。そのためインターネット回線等でケーブルを選ぶ際に、最新規格のネット回線でも古いケーブルを使い続けていればそれだけ通信速度が低下してしまう原因となるので、自宅にあるまだまだ使えるケーブルがあるからと使用するのではなく、必ずカテゴリー規格を確認するようにして古いようなら買い替えを行うようにしましょう。

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